あさひ鍼灸院
よくある質問

Q. お灸って?

みなさんの、おじいちゃんおばあちゃんの背中や膝のあたりにお灸の痕が残っているのを見たことありませんか? 多分、70歳以上の7〜8割の方々には、お灸の痕があるのではないでしょうか? 今では考えられないでしょうが、数十年か前までは、病気の予防や治療にお灸をすえるということがあたりまえのような時代があったようです。近年、新薬がどんどん開発されましたから、熱いお灸をすえるよりは薬を飲んだ方が楽ということもあってお灸や鍼は、今や、やったことのある人の方が少ない、という状態になってしまいました。
お灸は、ヨモギの葉を乾燥させ加工した、モグサを使って行う療法です。大きく分けると2通りあります。
1つはモグサを直接皮膚上にのせて燃焼させ痕を残す方法(有痕灸)と、もう1つは痕を残さず、主として温熱刺激を体に与える方法(無痕灸)です。
有痕灸には透熱灸、焦灼灸、打膿灸などがあります。透熱灸とは、臨床上もっとも広く行われているお灸のやり方です。モグサを治療目的により糸ほどの太さ、半米粒大、米粒大、などの大きさにひねり分けて、ツボ上で燃焼させます。直接皮膚上で燃焼させるので有痕灸の部類になりますが、絶対に痕が残るという物でもなく、私も痕が残らないように工夫しています。かさぶたのようなものなので、一時的に残ったとしても自然と消えてしまう程度です。焦灼灸とは、その名の通り焼いてしまうお灸です。ウオノメ、イボなどを取り除く時に行います。熱そうに思えますが、通常の皮膚組織でないため、意外と熱さは感じません。私は自分の足裏にできたウオノメを焦灼灸で治療しました。
打膿灸とは、母指頭大のモグサを燃焼させ、その部位に膏薬などを貼付し、灸痕の化膿を促し排膿させる方法です。今は、ほとんど行われることはありませんが、伝統的手法として行っているところもあるようです。
また、無痕灸には知熱灸、隔物灸などがあります。知熱灸とは、適度な大きさにしたモグサを皮膚上で燃焼させ、熱さを感じたら取り除くやりかたです。隔物灸とは、知熱灸とやり方は同じですが、皮膚とモグサの間に何かをサンドする方法です。何かとは、薄くスライスした生姜だったり、にんにく、塩、味噌などです。
私が主にやっているお灸は温灸といって、無痕灸の部類でしょうか、1センチ位の高さのある筒の上にモグサがのっているものなので、皮膚から1センチほどの所で燃焼するようになっています。ジワァ〜っと温かくなりますのでとても気持ちが良いものです。
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